- 2010-04-21 (水) 9:00
- 一般入試
前回は、国公立医学部と私立医学部の受験内容について比較をしました。
国公立医学部に比べると、私立医学部の方が受験しやすいことは確かです。
ただ、私立医学部と言えば、「学費が高い」というイメージがあります。
実際に最も安い順天堂大学で6年間で2090万円、
最も高い大学では5000万円近くかかります。
他学部では、国公立と私立を併願する受験生はごく一般的ですが、
医学部に関しては学費のこともあり、
国公立と私立を併願する受験生はそれほど多くありません。
現在、国公立医学部の6年間の学費は約350万円です。
私立医学部の中にも、特待生や奨学金制度を設けている大学や、
自治医科大学や産業医科大学のように学費を全額(もしくは一部)貸与している大学、
防衛医科大学校のように所定の手当てをもらいながら学べる大学もありますが、
そのほとんどは、やはり6年間で3000万円~4000万円かかるのが実状です。
前回、国公立医学部の志願者はほぼ横ばいなのに対して、
私立医学部の志願者は年々増え続けているというお話をしましたが、
その大きな理由の1つに、私立医学部のいくつかが学費の値下げに
踏み切ったことが挙げられます。
具体的には順天堂大学医学部が6年間で1,000万円近く、
昭和大学医学部が6年間で500万円近く学費を値下げしました。
その結果、国公立医学部との併願者が増え、両校とも受験者数を延ばしています。
また、センター試験利用入試を導入する大学が増えていることも挙げられます。
これも国公立併願者を少しでも取り込もうとする各大学の取り組みでしょう。
昭和大学医学部や大阪医科大学医学部がII期・後期入試を設けたりと、
受験機会が増えていることも志願者数の増加につながっていると考えられます。
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